こんにちは、ライター兼デザイナーの,
ししゃもと申します。
これまで私は、新聞記者として地方新聞社で勤務するなかで
さまざまな記事や広告を、制作するご縁をいただきました。
ここでは自己紹介として、新聞社時代の印刷物から、フリーランスで受注作成したものの一部をご紹介します。
撮って、書いて、組みます
エリート記者じゃなかったから。私一人で全部やってきた
旧帝大卒でもなければ早慶でもない。そんな人間が新聞社でやっていくために。記事を普通に書けるのは当たり前。そのうえで、他のエリートたちには出来ないデザインから営業活動まで、すべて自分の足で動いて仕事をしてきました。
新聞紙面
これまで私が新聞紙面に書いてきた記事は、数えきれません。
そのなかでも、特に思い入れのあるコーナーがこの「私のさんぽ道」という連載です。
これは私が担当した企画で、地元を散歩し記事にするというものでした。
通常、新聞は段組みが決まっており、ある程度見せ方にしばりがあるので、文章と写真さえそろえば、まず書き始められます。
しかしこのコーナーは、毎回白紙の画面からデザインを組むので、一文字目のスタートからとても難しいのです。地図なども手書きし、フレキシブルなデザインを心掛けました。
もちろん全て自分の足で取材し、撮影、執筆しております。
2005年当時発行部数16万5千部だったニュース和歌山。自分が書いたものが毎週3回16万部配られるというプレッシャーには、どれだけ働いても慣れることはなかったです。一度配られた新聞は、元に戻せないのです。
それでも自分の取材した紙面に反応があると、たとえそれが批判であっても、読んでくれている、ということがまず嬉しかったです。
web
webライターをする際にも心掛けているのは、自分の足で取材をしっかり行うことです。
特にサンポーの神戸元町高架下記事は、とても反響が大きかったです
https://sanpoo.jp/article/hanakuma-sanpo/
その他寄稿記事
サンポー https://sanpoo.jp/
ニューアキンドセンター
https://new.akind.center/201806/yurucafe/
関西ウェブマガジンanna https://anna-media.jp
対象をよく知ること
丁寧に取材すること
和歌山信愛女子短期大学付属中学校・高校様の全3段広告、および突き出し広告。
「信愛なんて」
この自虐にも見えるフレーズは、和歌山を代表する3校の私立学校の1つとしては、当時大変話題になりました。
東大に現役入学する生徒もいる。しかし、進学校としては、トップではない……。
この微妙なニュアンスのフレーズを思い切って発案出来たのは、私がこの学校を徹底的に知るために、幾度も足を運んだからなのです。
また、新聞の一面に見る小さな一コマ広告「突き出し」は、その特性を活かし、毎回内容を変えた連載形式にしようと、こちらからご提案。
面白系から、心温まるエピソードまで、先生方と協力しながら作成しました。
さらにベースは同校のイメージカラーの濃紺で統一するなど、この小さな、限られたスペースでも、印象に残るフレーズ、デザインにしました。
私一人で新聞が作れます
撮って、書いて、組む
私の強みは、記事だけ書いていれば良いエリートではなかったこと。
一眼レフすら与えられなかったけれど
クライアントの喜ぶ写真を撮影し
文章を書き
それを組み
時には広告営業もやる。
なんでもやらされたから、なんでも出来るようになったことが、私の強みです。